歯が抜けた。それからどうする?

歯が欠損した場合の治療方法などについて書いたブログです。

歯が抜けると、どんな影響が出る可能性があるのか

歯が抜けると、どんな影響が出る可能性があるのでしょうか。

 

歯が1本抜けると、歯が抜けた部分のアゴの骨には負荷がかからなくなるので、該当箇所のアゴの骨が弱くなることがあります。また、抜けた歯の上の歯または下の歯はかみ合わせる相手がいなくなりますので、上の歯なら下方へ、下の歯なら上方へ突き出てくることがあります。そして、抜けた歯の後ろの歯が前方へ傾き始め、傾いた歯とその後ろの歯に隙間が生じることがあります。

 

つまり、歯が1本抜けてそのまま放置しておくと、かみ合わせだったり歯並びが悪くなるという状況になることがあるのです。歯並びがスカスカになったりガタガタになってしまうかもしれないということですね。また、歯並びが悪くなると、歯磨きの際のブラッシングが行き届かなくなることがありますので、更に虫歯や歯周病が進行してしまう可能性があるのです。歯が抜けて放置しておくと、虫歯などが進行して更に歯が抜ける可能性が高くなり悪循環に陥ることがあるのです。

 

よって、歯が抜けたら、1本だから食べ物を噛むのにさほど支障はないと思っていると、よからぬ事態になるかもしれません。歯が抜けたら、歯医者さんで早めに適切な治療を受けたほうがよいですね。

                              f:id:re1afu1tyawan:20161031233750j:plain