歯が抜けた。それからどうする?

歯が欠損した場合の治療方法などについて書いたブログです。

歯科衛生士ってどんな仕事

歯医者さんに通院して、治療を行うと、歯医者ともう一人アシスタントのような方が治療にあたります。

歯科衛生士と呼ばれる方です。

 

歯科医院の規模や治療方針などによって異なりますが、歯医者さん一人で患者さん一人を治療する場合は、歯医者さんと歯科衛生士さんが各一人で治療にあたります。

そのような歯科衛生士さんって資格が必要なのでしょうか。

 

よく歯医者さんの求人広告に歯科助士募集とか掲載されていることがあります。

 

歯科衛生士さんの資格は、国家試験を受験して合格すると取得できます。

短期大学か専門学校に2年通学してから受験をする資格です。

国家資格を持っているので、歯科衛生士さんは、患者さんのお口の中に手を触れてもよいのです。例えば、薬を塗ったり、歯石を除去したり、歯のクリーニングをしたりという行為です。

 

歯科助士さんは民間の資格はありますが、基本的に資格がいらないので、患者さんのお口の中に手を触れることはできません。器具のセッティングや唾液のバキュームなどの補助行為を行えます。

 

個人経営の歯科医院だと歯医者さんと歯科助士さんのペアで治療にあっていることが多いのですね。

一方、患者さんを複数同時に治療している歯科医院だと、歯医者さんだけでは足りませんので、歯科衛生士さんが薬を塗ったり、歯石を取る治療などを担当しているですね。

 

歯科衛生士さんと歯科助士さんって患者からすると同じに見えてしまいますが、実は資格の有無から治療行為が出来る出来ないまで、結構違いがあるのですね。

 

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保険治療と自費治療

歯科医院に通院する時に、保険治療にするのか自費治療にするのか、または、保険治療が基本で部分的に自費治療にするのかということを歯医者さんに聞かれる時があります。

保険治療のメリットと自費治療のメリット、どんなメリットがあるのでしょうか。

 

保険治療は健康保険が適用されるケースです。

治療費の1割から3割を患者さんは負担します。

保険治療は治療費が自費治療と比べると安くなるのがメリットです。

虫歯の治療やブリッジを掛ける治療、入れ歯を作る治療などに適用されますので、基本的に保険治療で事足ります。

 

一方で自費治療は治療費の全額を自分で負担するケースです。

治療費を全額負担するわけですから治療費は高額になります。

どんなメリットがあるのかというと、治療方法を自分で選択できるというメリットがあります。保険適用の治療ではカバーできない治療方法の選ぶことができます。

保険治療は最低限の治療方法に適用され、それ以外が自費治療になると考えて頂いてもいいかもしれません。

例えば、歯が抜けて時に、ブリッジや入れ歯という治療方法は保険治療となり、インプラントは自費治療となるようにです。

インプラントは必ずしなくてはいけないわけではなく、ブリッジや入れ歯で最低限の咀嚼力は確保できます。

 

このように保険治療と自費治療にはそれぞれメリットがありますので、治療法にあった選択をすることができます。

 

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インプラントの特長

奥歯が抜けた場合に用いる治療方法はブリッジが多いと思われますが、インプラントという治療方法もあります。インプラントは人工の土台をアゴの骨に埋入してその上に人工の歯を設置する治療方法です。

 

特長は、アゴの骨に直接歯の土台を設置しますので、噛む力は十分にあります。噛む力はブリッジや部分入れ歯よりあります。また、ブリッジと違い歯が抜けた部分の前後の歯を削ったりしませんので、前後の自然歯はそのままとなります。そして、設置する人工歯は自然の歯と見た目は変わりませんので審美的にも良好となります。インプラントはきちんとメンテナンスをすれば10年以上は使用できますので、ブリッジや入れ歯と比較すると使うことができる期間が長くなります。

 

一方短所もあって、アゴの骨に土台を埋入しますので、手術が必要になります。

治療期間もブリッジや入れ歯に比べると日数がかかりますし、治療費も基本的に保険が適用されませんので、高額になります。また、どの歯医者さんでも治療ができるというわけではありません。インプラントの治療ができる歯医者さんでも治療実績がある方とそうでない方、治療がうまい方とそうでない方がいますので、インプラントの治療を受ける際にはきちんと調べてから治療を開始することが重要になります。

 

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部分入れ歯の特長

歯が抜けた場合の治療方法にブリッジがあるというのは以前のブログに書いた通りですが、ブリッジ以外の治療法に部分入れ歯という方法があります。ちなみに、入れ歯は義歯ともいいます。このブログでは、義歯ではなく入れ歯という言葉を用いてゆきたいとおもいます。

 

部分入れ歯は、取り外すことができるのがブリッジとの違いです。取り外せますので、歯磨きの際に歯が抜けた箇所周辺のブラッシングも可能です。しかし、噛む力はブリッジより弱くなります。また、取り外した部分入れ歯をちきんと洗浄しないと雑菌の繁殖によりニオイの原因になってしまいます。そして、これは部分入れ歯を用いる場所によりますが、部分入れ歯はバネや金具などを使用して自然の歯に引っ掛けて設置をします。その引っ掛ける部分が見えてしまうことがありますので、見た目(審美的)に問題がある場合があります。会話をしている時に金具がチラッと見えてしまうのがイヤだという方もいるのではないでしょうか。

部分入れ歯はブリッジと同様に基本的な治療ならば保険が適用されますので、治療費を抑えることができます。

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このように、メリットとデメリットがありますので、歯医者さんとしっかり相談して適切な治療方法で治療することが一番なのではないでしょうか。

歯が抜けると、どんな影響が出る可能性があるのか

歯が抜けると、どんな影響が出る可能性があるのでしょうか。

 

歯が1本抜けると、歯が抜けた部分のアゴの骨には負荷がかからなくなるので、該当箇所のアゴの骨が弱くなることがあります。また、抜けた歯の上の歯または下の歯はかみ合わせる相手がいなくなりますので、上の歯なら下方へ、下の歯なら上方へ突き出てくることがあります。そして、抜けた歯の後ろの歯が前方へ傾き始め、傾いた歯とその後ろの歯に隙間が生じることがあります。

 

つまり、歯が1本抜けてそのまま放置しておくと、かみ合わせだったり歯並びが悪くなるという状況になることがあるのです。歯並びがスカスカになったりガタガタになってしまうかもしれないということですね。また、歯並びが悪くなると、歯磨きの際のブラッシングが行き届かなくなることがありますので、更に虫歯や歯周病が進行してしまう可能性があるのです。歯が抜けて放置しておくと、虫歯などが進行して更に歯が抜ける可能性が高くなり悪循環に陥ることがあるのです。

 

よって、歯が抜けたら、1本だから食べ物を噛むのにさほど支障はないと思っていると、よからぬ事態になるかもしれません。歯が抜けたら、歯医者さんで早めに適切な治療を受けたほうがよいですね。

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ブリッジの長所と短所とは

歯が抜けた場合の治療手段の1つとしてブリッジがあります。

ブリッジは、歯が抜けた両側の健康な歯を土台にして歯が欠損している部分に橋のように歯の役割を果たすブリッジを設置する方法です。

歯が1本抜けた場合に用いられる治療方法として一般的な方法です。

ブリッジと長所と短所はどんなものがあるのでしょうか。

                       

ブリッジの長所は、入れ歯より噛む力があるということです。

自然の歯の6割くらいの噛む力といわれています。

また、入れ歯と異なり取り外す必要がありません。そして、基本的に保険が適されますので治療費を抑えることができます。しかし、ブリッジの材質によっては保険適用外のものもあります。治療期間は歯医者さんによりますが、インプラントに比べると短くできます。

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ブリッジの短所は、健康な歯の間にブリッジを架けますので、健康な歯に負担がかかります。また、ブリッジは固定しますので治療時に健康な歯を削ってしまいます。

噛む力は入れ歯よりありますが、インプラントより噛む力はありません。

取り外す必要がありませんが、ブリッジと歯茎の間が空いていますので、食べ物がつまる場合があり、歯磨きのやり方などによってはニオイが発生するケースもあります。

 

ブリッジと使用して治療をする場合は、メリットとデメリットをしっかりと歯医者さんに聞いてみたほうがイイですね。

 

歯が抜けた場合の対処方法とは

歯が虫歯などで抜けてしまった場合の対処方法にどんなものがあるのでしょうか。

 

歯が抜けてしまった場合の日常生活への影響についてでは、以前のブログにて書きましたが、噛むこと以外にも影響が出てしまいます。よって、歯が抜けたらまずは歯科医院に相談をして適切な治療を施すことが一番です。

 

では、どのような治療方法があるのかというと、ブリッジや入れ歯やインプラントが挙げられます。それぞれ、メリットとデメリットがありますので、比較してあなたにとって適切な治療を選ばれるのがいいのではないでしょうか。

 

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ブリッジとは、歯が抜けた部分の両側の健康な歯を土台にして歯が抜けた部分の上に歯の役割をする物を架けるものです。ブリッジとはまさに橋を架けるようなものです。橋

脚の部分が両側の健康な歯で、橋げたの部分が歯の役割とする部分だとおもって頂けるとご理解いただけるかもしれません。歯が抜けた部分の歯茎とブリッジの間には少し隙間が空きます。

 

入れ歯は義歯ともいいます。歯が数本抜けている場合は総入れ歯でなく部分入れ歯となります。バネなどを利用して健康な歯を利用して部分入れ歯を装着するといった仕組みです。入れ歯はブリッジや後述するインプラントと異なり外したり装着したりすることができます。

 

最後にインプラントは、歯茎に人工の土台を埋入してそのうえに土台を乗せ、人工の歯を装着するものです。ブリッジや入れ歯と異なり、手術が必要になりますので、全ての歯科医院で治療が施せるというわけではありません。また、保険が適用されません。

 

このように歯が抜けた場合の対処方法には、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどがありますが、それぞれ長所短所がありますので、歯科医院にしっかりと治療方法について相談をなさってみて下さい。

 

 

歯が抜けたら、どのような治療があるのか

歯が抜けたら、どのような治療があるのでしょうか。

歯が抜けるって、虫歯が原因だったりします。また、抜けなくても歯になんらかの力が加わって折れてしまうこともあります。

 

いずれにしても、永久歯だと自然の力では元の状態に戻るってことはありません。

前歯の辺りの歯が抜けると、見た目を気にするようになります。

いわゆる審美的に問題が出てきます。

見た目以外で気になることは、話が相手に聞き取りにくくなってしまうことがあります。前歯がないと、空気が欠損している箇所では抜けてしまいますので、しゃべりにくくなる場合があります。

 

奥歯の辺りが抜けると、噛む力が低下してしまいます。奥歯も抜けると前歯ほどではありませんがしゃべりにくくなります。欠損している箇所でやはり空気が抜けてしますことがあります。

歯が抜けると、日常生活で支障が出てくる可能性があるということなのですね。

 

永久歯の場合、自然に元には戻りませんので、歯科医院で治療を受けるしかありません。歯が欠損している状態や治療費・治療期間によって、入れ歯やブリッジやインプラントといった治療方法が考えれらます。

 

歯が抜けたり、歯が折れたりした場合は、歯科医院に行って治療を開始したほうがよさそうですね。